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YouTube番組『令和の虎CHANNEL』をご覧になったことはありますか?
ビジネス企画を持ち込んで、「虎」と呼ばれる投資家たちにプレゼンテーションを行い、投資か融資を募るYouTube番組です。
そこへ登場した、志願者の「柴﨑喜英子さん」
74歳でご高齢の志願者ですが、チャンネル運営サイドの問題もあり、過激な内容となっています。
そこで今回、志願者「柴﨑喜英子さん」にフォーカスを当てつつ、彼女に対する虎たちの対応は「パワハラ」かどうか、検証したいと思います。
令和の虎CHANNEL「柴﨑喜英子さん」の回 本編
まずは、YouTube番組を実際に見ていただけると早いかと思います。
全体で50分くらいとなりますが、前半30分ほどご覧いただければ、この回の雰囲気はつかめると思います。
※既にYouTube番組をご覧の方は、『虎たちの「柴﨑喜英子さん」への対応は「パワハラ」かどうか?』からお読みください。
「柴﨑さん」の回 本編動画
出典:令和の虎CHANNEL
過去のパワハラ検証「本田裕典さん」や「西川遼太郎さん」の回 振り返り
「柴﨑喜英子さん」の回 本編は、いかがでしたか?
ご覧になって感じるものが色々あるかと思います。
実際、コメント欄もかなり荒れています。
以前、他の志願者のパワハラ検証も行ったのですが、この時とはタイプが異なります。
比較する意味で、もし気になる内容があれば、こちらもご覧ください。
他のパワハラ検証
虎たちの「柴﨑喜英子さん」への対応は「パワハラ」かどうか?
ここからが本題ですが、あの番組の場を「一企業」と想定し、全体を見てゆきたいと思います。
志願者の「柴﨑喜英子さん」のプレゼンに関しては、正直、レベルは低かったと思います。
また、プレゼンする商品自体も、女性の虎たちの発言を見る限り、完成度はまだ高くなかったように見受けられます。
『令和の虎CHANNEL』はプレゼンによって、投資や融資を募る番組ですから、虎たちが投資や融資に見合わないと思うならば、結果的に残念な結果となっても仕方ありません。
しかし、今回の番組内で行ったような発言や対応を「一企業」内で企業側が行ったならば、パワハラと言われても仕方のない状況だと思います。
今回は特に、虎たちの発言は多くなく、司会や虎として参加していなかった岩井主宰が表立って発言していました。
発言が過激となった背景には運営サイドの落ち度もあったようですが、その点は志願者の方が迷惑をこうむっている訳で、そのような状況にありながら、あまりにも強い口調で相手を否定するようなことを言い過ぎであり、かつ、人前でさらす形での怒号は行うべきではありません。
主宰や運営サイドは、企業に例えるならば、経営陣や人事部に当たります。
そのポジションの人たちから人前で罵声を浴びせられ続けたら、企業であれば労働局などに通報される、もしくは、訴えられる可能性があります。
番組内の状況だけを見ると、どこまで企業側が「自身の正当性」を説明できるか、難しい状況になると思われます。
マネージャーの立場で「パワハラ」とならない対応方法を取る為には
ビジネスの現場でマネージャーが求められることとは、与えられた(限られた)環境と人材を活かし、最大限の成果を上げることです。
スーパーマンのような部下ばかりを揃え、勝手に素晴らしい結果を出してくれれば、そもそも怒るような機会も少ないでしょうが、現実でそのような状況には、まず、なりません。
現実では、能力や得意分野、性格等にばらつきがあり、そんな部下たちを上手く取りまとめて、成果を上げることが、マネージャーに求められることとなります。
時には厳しいことを伝える必要があったとしても、ベースとして、声は荒げず、根気強く相手と付き合おうとする姿勢が求められます。
行き過ぎた対応を取ってしまった場合は、マネージャーから素直に謝ることも大切です。
そんなマネージャーの方々には、以下の「怒る状況を作らない予防策」が役立つかと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
予防策を取る際に使える「ツール」も含めた電子書籍は、オンラインストアでご購入いただけます。よろしければ、こちらも参考になさってください。
今回、司会や虎たちも「どのように対応すれば良いのか」と戸惑っていた部分が見受けられ、企業トップと現場の間に挟まれる中間管理職のようでしたね…
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