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YouTube番組『リベンジ版Tiger Funding(令和の虎)』をご覧になったことはありますか?
ビジネス企画を持ち込んで、「虎」と呼ばれる投資家たちにプレゼンテーションを行い、投資か融資を募る『Tiger Funding(令和の虎)』というYouTube番組のスピンオフ番組です。
『Tiger Funding(令和の虎)』本編で残念ながら、成約できなかった志願者たちが、気持ちも新たにリベンジするYouTube番組となります。
志願者たちは以前、何かしらの理由で企画が不成立となっている訳ですから、今度はかなりレベルアップしたプレゼンをしなければならない、というハードルの高さがあります。
そこへ登場した、志願者の「西川遼太郎さん」
ご本人がかなりぶっ飛んでおり、普段以上に虎たちも熱くなり、過激な内容となっています。
そこで今回、志願者「西川遼太郎さん」にフォーカスを当てつつ、彼に対する虎たちの対応は「パワハラ」かどうか、検証したいと思います。
リベンジ版Tiger Funding(令和の虎)「西川遼太郎さん」の回 本編
まずは、YouTube番組を実際に見ていただけると早いかと思います。
各20分くらいですので、まずは【前編】から見てみてください。1本目を見始めると、続きが気になりすぎて、一気に見てしまうと思います。
※既にYouTube番組をご覧の方は、『虎たちの「西川遼太郎さん」への対応は「パワハラ」かどうか?』からお読みください。
「西川さん」の回 本編動画
出典:リベンジ版Tiger Funding
リベンジ版Tiger Funding(令和の虎)「西川遼太郎さん」の回 虎たちの振り返り
「西川遼太郎さん」の回 本編は、いかがでしたか?
あまりに衝撃的な回となった為、本編の後、虎たちの振り返り動画が数本上がっています。この後の検証に際して参考となる為、よろしければ、ご覧ください。
虎たちの振り返り動画
虎たちの「西川遼太郎さん」への対応は「パワハラ」かどうか?
ここからが本題ですが、あの番組の場を「一企業」と想定し、上司や先輩である虎たちが、後輩の「西川遼太郎さん」に対して、番組内で行ったような発言・対応を取ったとします。
誰が見ても、「西川遼太郎さん」の言動には問題があると感じるでしょう。
それでも、あの場面だけを切り取って見るならば、上司や先輩である虎たちがパワハラと言われても仕方のない状況だと思います。
虎たちがイラっとさせられることが多々あったとしても、あまりに強い口調で相手を否定するようなことを言い過ぎであり、怒号も飛んでおり、更に今回、実際に手も出しています。
後輩となる「西川遼太郎さん」自身は、場の雰囲気とそぐわないほどに笑っており、この後の彼の行動は予測不可能。
もしかしたら、このまま、上司や先輩である虎たちは振りまわされ続けるかも知れませんし、突然、「西川遼太郎さん」に人事部や外部へエスカレーションされて、訴えられるかも知れません。
エスカレーションされて、両者が事情聴取された際、どこまで虎たちが「自身の正当性」を説明できるか、勤務先や「西川遼太郎さん」がそのことについて納得できるか、が論点となりますが、虎たちは実際に罵倒し、手も出していますので、スムーズに合意できるとは思えません。
マネージャーの立場で「パワハラ」とならない対応方法を取る為には
ビジネスの現場でマネージャーが求められることとは、与えられた(限られた)環境と人材を活かし、最大限の成果を上げることです。
スーパーマンのような部下ばかりを揃え、勝手に素晴らしい結果を出してくれれば、そもそも怒るような機会も少ないでしょうが、現実でそのような状況には、まず、なりません。
現実では、能力や得意分野、性格等にばらつきがあり、そんな部下たちを上手く取りまとめて、成果を上げることが、マネージャーに求められることとなります。
時には厳しいことを伝える必要があったとしても、ベースとして、声は荒げず、根気強く相手と付き合おうとする姿勢が求められます。
しかし、ある種のモンスター社員に対して、マネージャーたちが常にそのような対応を取ることは難しい場合もあるでしょう。
そんなマネージャーの方々には、以下の「怒る状況を作らない予防策」が役立つかと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
予防策を取る際に使える「ツール」も含めた電子書籍は、オンラインストアでご購入いただけます。よろしければ、こちらも参考になさってください。
それにしても、虎たちの今回の対応も、真剣さゆえのものだと思いますので、世の中は難しいですね…
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