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佐賀・東明館高校 夏の甲子園出場へ導いた野球部監督のパワハラ問題

竜 かずよ

佐賀・東明館高校 夏の甲子園出場へ導いた野球部監督のパワハラ問題
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佐賀・東明館高校の野球部で、監督(30代男性教諭)による暴言などのパワハラ行為が繰り返されているということから、部員や保護者から監督の退任が求められる事態が起きました。

この監督は2021年の夏に、東明館高校野球部を甲子園初出場へ導きましたが、部員へのパワハラ問題で2022年に停職7日間の懲戒処分を、あわせて、日本学生野球協会から6ヶ月の謹慎処分を受けていました。

その後、2023年3月に監督に復帰しましたが、「マヌケ」「死ね」などの暴言を伴うパワハラ行為を続け、3人が退部、1人が休部したとのこと。

2023年7月末に東明館高校側へ監督の退任を求める要望書が届けられ、この問題を受けて、学校側は8月3日夜、臨時の保護者会を開き、監督が退任することや野球部を休部にすることなどを説明したということです。

学校の説明によると、監督は8月3日、みずから監督の退任を申し入れ、体調不良により休職に入ったそうです。

実際にパワハラがあったかどうかは、これから調査すると学校側は公表していますが、保護者からは不安や不満の声が、また、「監督と部長を一新して、早く新体制で野球部を復活して欲しい」という声が上がっているとのことです。

スポーツの世界の過酷さは、昔の「スポ根(スポーツ根性)」マンガ等から想像するばかりですが、厳しさが必要な世界であることは理解しつつも、本当に「死ね」などと部員を罵倒していたのであれば、大きな問題であると言えますね…

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