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パワハラ・セクハラ・マタハラのトリプル認定により東郷町長が辞職へ

竜 かずよ

パワハラ・セクハラ・マタハラのトリプル認定により東郷町長が辞職へ
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愛知県東郷町 井俣憲治町長による町職員へのパワハラ・セクハラ・マタハラの横行が2023年11月に報道され、2024年4月25日の会見で、2024年5月2日付で辞職することを表明しました。

井俣町長は2018年5月に就任し、現在、2期目とのこと。

最初はハラスメントの被害を受けたという町職員が独自のアンケートを実施し、「死ね」「殺すぞ」などの不適切な発言が2023年11月に表面化しました。

その為、同月、井俣町長に対する不信任決議案が町議会に提出されましたが、一度は否決されています。

しかし、その後、町は第三者委員会を設置。臨時職員や退職した町職員を含む739人にアンケートを実施し、以下のような内容を含む調査報告書をまとめ、複数のハラスメントを認定しました。

【パワハラ関連】

  • 「死ね」「殺すぞ」「飛ばすぞ」「転職してくれ」などの恐喝発言
  • 「おまえらの脳みそはハトの脳みそより小さい」「小学校レベル」「ポンコツ1号」などの人格否定発言
  • 机を蹴ったり手で叩くなどの暴力行為

【セクハラ関連】

  • 「子どもを作れ」「妊娠していないの?」「たとえば旦那さんとエッチなことをしている時に期待しているところじゃないところを触られるってことない?」などの性的発言
  • 手術を控えた女性職員へ「いつ巨乳になって戻ってくるの?」という悪質な発言
  • 東郷町イメージキャラクター「トッピィ」の着ぐるみに女性職員が入っている事を確認してから抱きつく行為

【マタハラ関連】

  • 「育休を1年取ったら殺すぞ」「絶対育休なんか取るなよ」などの違法発言

会見の場で井俣町長は謝罪と反省の弁を述べましたが、一方で「一部誤解があったり、認識しきれていない部分があるのは事実ですけど…」と不満ものぞかせたということです。

どんな条件で「パワハラ」や「セクハラ」と言われるのか?』を知りたい方はコチラ
 ⇒ パワハラの定義
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