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東北楽天ゴールデンイーグルス(プロ野球)の安楽智大投手が、後輩選手へ悪質なパワハラを繰り返し、概ね事実と認定された為、2023年11月30日、自由契約を通告されました。
そのパワハラ行為の一部として、以下のような内容が報じられています。
非常に悪質で、また、幼稚ですね…
- 指導目的という建前で、「アホ」「バカ」などの罵声を浴びせた
- 食事などの誘いを断ったり、電話に出ないと、深夜まで執拗に連絡し、「だから、お前はダメなんだ」などの言葉で人格否定を繰り返した
- 些細なミスに対して「罰金」と称し、金銭の支払いを強要した
- 公式戦前のロッカールームで、倒立させた後輩選手の下着を脱がすなどして下半身を露出させた
- 春季キャンプ中に後輩選手を平手打ちし、むち打ち症状にさせた
楽天球団の発表によると、被害を受けたのは約10人で、パワハラ行為を見聞きしたのは約40人にのぼると言われています。
そのような状況の中で今、あわせて激しいバッシングを浴びているのが、田中将大投手(通称「マー君」)となります。
田中投手は、チーム内で常態化していた安楽投手のパワハラ現場に居合わせながらも注意しないどころか、一緒になって笑っていたこともあったとメディアに報じられ、非難を浴びています。
「意識が甘かったと反省しています」と謝罪していますが、まだしばらく非難の声はおさまりそうもありません。
パワハラ行為を行った加害者が一番悪いのは間違いありませんが、パワハラ行為を見聞きしていたにも関わらず、状況改善に動かなければ、そのパワハラ行為を暗に認めたととらえられることがある(=共犯者とみなされる可能性がある)ということも、心しておくべきでしょう。
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