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熊本県・上益城消防組合は、40代の男性消防司令補が部下の男性に対して平手打ちをするなどパワハラを行ったとして、2025年2月10日付で停職4ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
上益城消防組合によると、この消防司令補は2024年10月頃から2025年1月までの間、部下の男性に対して平手打ちをしたり、拳で頭を小突くなど、計6件の暴力行為を行ったとのこと。
上益城消防組合は2025年1月にその男性から相談を受け、消防司令補に聞き取り調査を行った結果、パワハラと認定しました。
消防司令補は「コミュニケーションの延長だった」と話し、行為を認めたということです。
管理監督責任として、上益城消防本部の消防長と上益城消防署長も、減給の懲戒処分となりました。
上益城消防組合では、2019年にも男性職員が「パワハラを受けた」などの文書を残して自殺しています。
その後の裁判でパワハラと自殺の因果関係が認められ、上益城消防組合は損害賠償を命じられました。
上益城消防本部消防長は、「パワハラ自殺問題を受け、ハラスメント撲滅に向けた取り組みを行ってきましたが、住民の信頼を裏切る結果となり、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
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