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市職員へのパワハラ疑惑により、第三者委員会の調査が行われていた秋田県鹿角市の関厚市長に対し、2025年1月24日、市長の威圧的な言動は市職員へのパワハラにあたると認定した調査結果を報告・公表しました。
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第三者委員会による調査報告書では、調査対象とした17件のうち、「市の職員は強い、国だとこういう時は地下鉄に飛び込むかビルから飛び降りる」「2億3千万円取ってこいよ、それができないならお前の給料差し出せ」「退職金をなくしてやる」「懲戒解雇だ」といった発言など12件をパワハラと認定したとのこと。
これを受けて、2025年1月30日に開かれた市議会の本会議で、市長への不信任決議案が提出され、不信任決議案が可決されました。
この可決を受けて、市長は2025年1月31日から10日以内の2025年2月9日までに、議会を解散するか、辞職・失職するかを判断することとなります。
市長は記者団に対し、「私の思いも含めて熟慮して判断したい。少し時間がかかると思うので対応が決まり次第、記者会見を開いて報告したい」と述べています。
ちなみに、2024年7月、市長によるパワハラ疑惑に対する市職員へのアンケート調査が行われた際、「一部の議員から無茶な要求や恫喝をされた経験がある」と、議員からのパワハラ言動への調査を求める回答もあったとのこと。
その結果、2025年1月30日から2月12日までにすべての市職員を対象に、議員からパワハラを受けたり目撃したことがあるかなど、無記名のアンケートで調査を実施することとなりました。
市議会はアンケート結果を2025年2月中に取りまとめて公表することを明らかにしました。
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