横浜生協（ユーコープ）でパワハラ自殺　損害賠償請求訴訟が和解　生協は謝罪

横浜の生協（ユーコープ）で働いていたパート従業員の女性が上司らのパワハラが原因で自殺したとして、夫ら遺族がユーコープ側に約4,800万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。

訴状によると、女性は2009年からユーコープに勤務。2020年に配置転換となった青果部門で上司の女性らから日常的に暴言を浴びせられるなどし、精神疾患を発症。2021年1月に自殺しました。

2022年に横浜南労働基準監督署から「精神的攻撃が執拗に行われた」などとして、労災認定されています。

2024年12月25日に横浜地裁で和解が成立し、和解条項は、ユーコープ側がパワハラと安全配慮義務違反を認め、謝罪して解決金を支払う内容となります。

遺族側がユーコープ理事長らと面談し、その内容を全従業員に周知する等といった再発防止策も盛り込まれたとのことです。