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2024年3月、岩手県立中央病院の脳神経外科長がパワハラ認定されました。
同じ科内の部下の医師に対し、多くの職員の前で叱責するなど威圧的な行為を取った疑いから、病院内でハラスメント防止対策委員会が開かれ、パワハラ認定されたということです。
その結果、病院は管轄する岩手県医療局へ正式な処分を求める流れとなりました。
当時、岩手県医療局はNHKの取材に対し、「双方の意見を聞いて確認を進めるとともに、内容が確認できれば処分を検討する」とコメントしていました。
その後、明確な処分は公表されませんでしたが、2024年7月に岩手県医療局が、病院職員がパワハラ行為を繰り返していたとして、減給1ヶ月の懲戒処分にしたことを発表しました。
出典:岩手県 医療局職員の懲戒処分の公表【令和6年度第1四半期】
こちらもNHKの取材から、懲戒処分を受けたのは、岩手県立中央病院に勤務していた40代の男性医師(2024年9月現在、退職済み)だったことが判明しました。
関係者によると、この医師は、別の医師を他の職員がいる前で大声で𠮟責するなどの行為を繰り返していたということです。
精神的なダメージを受けて出勤できなくなったり、別の病院へ移った人も複数いたということです。
NHKの報道上、2024年3月にパワハラ認定された脳神経外科長と同一人物かどうかまでは明言されていません。
ただ、同一人物であってもなくても、病院にパワハラ問題があったことは事実で、(岩手県立中央病院でもパワハラ防止対策活動は行われているようですが)更なる改善が求められます。
岩手県医療局は全職員に対して注意喚起を行い、今後は研修会などを通してコンプライアンス順守に取り組んでゆくとのことです。
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