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福岡市立 こども病院 で、パワハラ行為による懲戒処分が続いています。
2024年4月には、40代課長級職員が、前年から部下や外部の委託業者に対して大声でどなったり、侮辱的な発言をするなどパワハラ行為を繰り返し、停職1ヶ月の懲戒処分となりました。
2024年1月に外部窓口に相談が寄せられて発覚し、部下2人は心的ストレスで通院している状況ということです。
このような事件がありながら、別の40代係員が2024年4~5月にかけて後輩職員1人に対して、「バカ」「アホ」「死ね」「殺すぞ」「素人か」などの暴言や、故意に足を踏む、他の職員のいる場で叱責するなどのパワハラ行為を繰り返したということです。
被害を受けた後輩職員は強度のストレスが重なって精神疾患を発症し、現在は通院しながら出勤しているということです。
この係員は停職10日の懲戒処分となり、上司にあたる部長級職員も「部下に対する指導監督が不十分だった」として文書訓告処分となりました。
前者のパワハラ課長級職員は「課せられた責務で不安やストレスを覚えていた。感情的に叱責してしまい、深く反省している」と話し、後者のパワハラ係員は「春の人事異動で入れ替わりがあった時期で、仕事上のミスが起こりやすく、いつも以上に干渉してしまった」と話しているそうです。
こども病院は「改めて、ハラスメントに関しての綱紀粛正を徹底していきたい」としていますが、これだけパワハラ事件が続くとなると、個々人の問題だけでなく、パワハラが起きやすい環境・地盤が組織内に根づいているのではないか、と懸念されます。
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