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2024年3月、当時の西播磨県民局長が、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラや贈答品の受領等を一部の報道機関などへ内部告発しました。
兵庫県知事は完全否定した上で、告発者を停職3ヶ月の懲戒処分としました。
しかし、2024年5月、兵庫県議会議員による県職員へのアンケートが公表され、その中に知事からのパワハラがあったという回答が複数あったとのこと。
2024年5月21日、県議会の要請を受けて、知事は第三者機関による調査を表明し、「表現がいき過ぎた点については反省」と述べました。
しかしながら、自民党などの議員で作る「ひょうご県民連合」は、第三者機関による調査は「実効性に疑問がある」と述べ、「百条委員会」の設置を求めました。
その結果、2024年6月13日に県議会での賛成多数により「百条委員会」設置が可決されました。これから本格調査が始まります。
「百条委員会」とは
現在公開されている内部告発やアンケートの内容には、以下のようなものがあります。
- 出張先で施設の入口手前で公用車を降ろされたことに怒鳴り散らし、その後、一言も口をきかなかった(車が入ることができない事情があったにも関わらず)
- ポスターやチラシに知事の顔がないと激怒し、作り直しとなる
- 視察した県内の家電メーカーからコーヒーメーカーを受け取った
兵庫県議会での「百条委員会」設置は1973年以来、51年ぶりとなります。
パワハラや贈答品の受領等、これからの調査の行方次第では大きな問題となりそうです。
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