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高幡消防組合で逆パワハラ 上司に飲み代を複数回強要し、停職1年の懲戒処分

竜 かずよ

高幡消防組合で逆パワハラ 上司に飲み代を複数回強要し、停職1年の懲戒処分
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高知県津野町の高幡消防組合津野山分署に勤める50代の男性消防司令補が、上司にたびたび飲み代(参加していない飲み会を含む)を強要したり、嘘のキャンセル料を請求していたことが発覚し、パワハラ認定されました。その結果、停職1年の懲戒処分となりました。

2022年1月から2023年4月にかけて、上司に飲み会の代金などを支払うよう強要していたことが発覚。

8回に渡って職場の飲み会などで自分や他の職員の支払いを強要したり、その上司が参加していない飲み会代を支払わせたこともあったとのこと。

その際、上司に対して「腹が減ったにゃあ…」「わかっちゅうろうにゃあ?」などと、遠回しな言い方で支払うよう強要していたそうです。

更に、上司が「ボウリング大会」を業務上の都合で欠席した際、実際にはキャンセル料が発生していないにも関わらず、キャンセル料を請求するなどしていたとのこと。

被害を受けた上司は強要されて支払った金額をすべて記録しており、24万円を超えていると話しています。

上司は一連の逆パワハラにより精神的苦痛を受け、数回、病院に通院したそうですが、現在は回復しているということです。

今回、消防本部が別件のトラブル対処を行った際に発覚し、「懲戒審査委員会」が2024年2月26日と3月1日に開かれ、当処分が行われました。

市町村をまたぐ人事異動が行われておらず、分署内で個人に権力が集中してしまったことが原因とされ、再発防止策として「分署同士での人事交流」や「消防本部だけでなく各市町の役場にも相談窓口を設置」することなどが検討されているとのことです。

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