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パワハラ疑惑や贈答品おねだり疑惑等で問題となり、一度、兵庫県知事を失職した斎藤前知事。兵庫県知事選で再選を確実にしました。この一連の事件を踏まえて、ビジネスの現場でもマネージャーが気をつけるべき言動やその影響についてお伝えします。

女優 橋本環奈さんにパワハラ疑惑の文春砲が飛び出しました。パワハラが原因で、これまでに8人ものマネージャーが退職したという内容です。しかし、所属事務所は強く否定しています。この報道を通して、橋本さんの過重労働や性格なども注目されています。

ビーズソファで有名なヨギボー（Yogibo）の現会長が、パワハラ訴訟を起こされました。通訳ではない男性社員をアメリカ出張へ同行させ、「100％の通訳」を執拗に求め、叱責したとのこと。社員は適応障害となりましたが、降格や出勤停止に。休職中の訴訟に繋がりました。

2019年に自殺した広島地検の男性検事の遺族が、長時間労働や上司のパワハラが自殺の原因だとして、国に損害賠償を求める訴訟を起こしました。男性検事の死亡を巡っては、法務省が2023年に公務災害と認定しています。

京都府警で立て続けに、パワハラ処分が行われました。本部長は部下の幹部らに「殺すぞ」などと発言し、事実上更迭に。警部は事前に美容師に依頼し、後輩の後頭部の刈り上げ部分に線や円形の模様を入れさせ、本部長訓戒処分となりました。

2024年3月、岩手県立中央病院の脳神経外科長がパワハラ認定されました。その後、明確な処分は公表されませんが、7月に岩手県医療局から病院職員のパワハラによる懲戒処分が発表されました。同じ医師かは不明ですが、改善に取り組んでゆくとしています。

千葉県栄町消防署の消防士長が、同僚職員5人に複数回パワハラ行為を行い、減給の懲戒処分を受けました。業務時間外に規律訓練や腕立て伏せを命じ、パワハラを受けた職員のうちの1人は依願退職したということです。

秋田県鹿角市 関厚市長の市職員に対するパワハラ問題について、第三者委員会を設置し、実態調査が行われることとなりました。議員から上がった「調査に市長を関与させない」等の意見も含めて、予算案が可決されました。

北海道伊達市で地元の名士と言われる船田辰雄容疑者が、妻を絞殺した容疑で逮捕されました。容疑を認めている為、警察はこれから動機などについて調べる方針です。驚きの声が上がる反面、容疑者のパワハラ気質に関する声も上がっているとのことです。

福井県敦賀市議会の定例会で、議員の市職員らに対するパワハラ等の行為を防止する条例案が議員提案されました。パワハラやセクハラなどの他、アウティングの防止等も含まれる予定。可決されれば、県内初になるとのことです。