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宮城県内の陸上自衛隊駐屯地に勤務する30歳代の男性隊員が、2025年2月27日に仙台市内で記者会見を行い、2024年12月17日付で同駐屯地に公務災害を申請したことを明らかにしました。
男性の代理人弁護士らによると、男性隊員は2006年の入隊直後から約4年半にわたり、複数の男性上司や先輩から飲み会で女装を強制されたり、キスや下半身を無理やり触られたりしたとのこと。
他にも煙草の火を胸に押しつけられたり、整備工場のクレーンで数メートルの高さにつり上げられたりしたこともあったとのこと。
2019年以降、この上司らと接する機会が増え、頭痛やめまいを発症。「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」などと診断されたということです。
2022年に所属課長にパワハラを受けていると相談したものの認定されなかった為、2024年に公務災害を申請しました。
男性隊員は会見で「死にたいと思いながら、勤務していた時もあった。(他の)上司は笑って見逃してきた。自衛隊の隠蔽体質を変えていきたい」と話しました。
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