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愛媛県警の50代男性警視がパワハラ行為を繰り返し、今回、戒告の懲戒処分を受けました。
この警視は県内の県警施設内で2024年1~2月に、部下の男性職員1人に対し、「わしが旅行でおらん時になんで休暇を取るんぞ」などと理不尽にまくし立てて休暇の申請を無視したり、書類を入れる厚紙製ファイルを投げ返したり、同僚と比較して必要以上に叱責する等、不適切な言動を繰り返したとされています。
周囲からの申し出によって発覚し、県警察本部はこれらをパワハラ行為として認定。
2024年7月12日付で懲戒処分するとともに、7月16日付での異動を発表しました。
警視は聞き取りに対し、「異動の時期まで気を引き締めるという意味で厳しくしたまでで、言動がパワハラだと言われるのは納得できない」とパワハラ認定を否定する主張をしているとのこと。
ちなみに、この警視は2020年にも複数の部下に対して必要以上に厳しく叱責するなどし、本部長訓戒処分を受けています。
当時の聞き取りに対し、「ぬるい空気を引き締める為にやった」などと話していたそうです。
県警監察官室の小玉英次首席監察官は、「今後一層、職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
警視本人がパワハラ認定を不服とするコメントとの温度感を感じます。
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